株式会社PLEISE

消費者の生活をより豊かにするため、独自のアイディアでODM開発した商品のEC通販事業を営む【株式会社PLEISE】様。
さらなる事業の拡大を実現するために、第8回小規模事業者持続化補助金に申請して、見事採択されました。
佐々木中小企業診断士事務所では、小規模事業者持続化補助金の申請に必要な事業計画書の制作をサポートさせていただきました。

今回は株式会社PLEISEで代表取締役を務める矢野様に、小規模事業者持続化補助金の申請にふみきったきっかけや、申請を感じてお気づきになられたことを伺いました。

開発した製品が、誰かの毎日を豊かにできるように

ーまずは簡単に、株式会社PLEISE様の事業内容についてご紹介ください。


株式会社PLEISEは、2019年4月に私が個人事業主となって立ち上げた事業を基に、2021年9月に法人化した会社です。

中国などの工場と契約して商品開発を行い、日本国内のAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどでオリジナル商品を販売しています。


ー小規模事業者持続化補助金の申請時からまた商品ラインナップが増えましたね。


当時から新たに3種類の商品を新規開発しました。

株式会社PLEISEの商品を通して、消費者の方の暮らしに便利さをプラスすることができたり、毎日を豊かにすることができたりするといいなと考え、1つずつの製品にこだわりをもって開発しています。


小規模事業者持続化補助金を申請しようと考えたきっかけ

ー株式会社PLEISE様は、第8回小規模事業者持続化補助金に申請され、採択が決まりました。まずは「小規模事業者持続化補助金」の存在を知ったきっかけを教えてください。


私はEC事業を運営していく上で、同じくEC業に携わっている知人達から小規模事業者持続化補助金の存在を聞きました。

小規模事業者持続化補助金を申請した知人は何人かいて、そのほとんどが自分で事業計画書を作成しており、私の体感では採択率が4割程度の印象でした。

慣れない書類作成などで本業に費やすことができる時間が減り、しかも採択されるかどうか分からないという状態では、なかなか申請に踏み切ることができませんでした。


ー矢野様と同じようにお考えの経営者様は多いと思います。最終的には佐々木中小企業診断士事務所に事業計画書作成をご依頼いただきましたが、どのようなきっかけから申請を決断されたのでしょうか?


やはりODMで新商品開発を展開していく上では、資金が必要だからです。

新しい商品を消費者にお届けするまでには、開発費用や取扱説明書の作成、ECサイトのページ作成など初期投資が必要です。

資金力がどれくらいあるのかで開発できる商品の数が変わってきますので、小規模事業者持続化補助金でまかなえたらいいなと思いました。

その折に税理士さんからのご紹介で事業計画書を外注できることを知り、佐々木さんにお願いする運びとなりました。


ー弊事務所にご依頼いただく上で、料金的な不安はありませんでしたか?


 


事業計画書作成の依頼した段階では採択されるかどうかは分かりませんでしたが、お金をお支払いすることに対して不安はありませんでした。

私としては、「事業計画書の作成方法が全く分からない」「どう書くことで採択されやすいのか」という状態でしたので、費用がかかってもプロに依頼することは勉強にもなりますし、その分本業に集中できるのであればお任せしたいと費用感だと納得して依頼させていただきました。

また不採択だった場合は手直しして第9回小規模事業者持続化補助金に申請することもできますし、銀行への融資依頼にも流用できると判断していましたね。


実際に事業計画書を作成してみて

ー矢野様とは3回のオンラインMTGでのお打ち合わせを通して、事業計画書を作成させていただきました。


佐々木さんのヒアリングに対して、自分の頭の中にある考えをお話させていただきました。

私自身が好奇心旺盛な人間ですので、事業計画書を作成していただいている時は一番ワクワクしながら過ごすことができた時間です。

株式会社PLEISEの経営を通して描く将来のイメージを言語化することで、自分自身でも思考を整理しなおすきっかけとなり、いい振り返りの時間を持つことができました。


ー完成した事業計画書をご覧になって、どのようにお感じになりましたか?


自分の考えやイメージがイラストや表などで表現されていて、非常に分かりやすかったです。

脳内に漠然とあったものが可視化されることによって、改めて株式会社PLEISEの経営を見直すことができました。

それと同時に「この資料なら絶対採択される」という自信にもつながりました。

自分では到底作成できないようなレベルの計画書でしたので、自信をもって申請手続きを行いました。


小規模事業者持続化補助金の採択が決まってから

ー実際に採択の通知を受け取られた時は、どのようなお気持ちでしたか?


「あの事業計画書ならば、採択されて当たり前だよね」というぐらい、納得の結果でした。

今回の申請では補助対象経費として、①ECサイトに掲載するための商品画像作成にかかる費用(撮影費用やデザイナーによる画像処理費用など)②雑誌掲載や認知拡大にかかる費用③専門家によるコンサルタント料などを申請し、補助上限額50万円で採択されました。

特に採択されたことで新しい事業内容が増えた訳ではないのですが、資金力がついたことにより商品開発のペースを上げることができました。

採択前よりも順調に新商品を展開できるようになり、順調に事業を拡大しています。


ー今後の展望も明るいですね。


ODMに必須の新商品開発にかかる初期費用を、小規模事業者持続化補助金でまかなえた効果はとても大きいです。

それでも今後さらに事業を拡大していく上では、さらなる資金調達が必要だなと経営課題を感じています。

現在は新しい商品の開発をするために、既存の商品の販売で得た利益をつかっている状態ですが、もっと資金が潤沢にあれば商品開発のペースをあげていけるなと考えています。

ーEC事業の経営において、攻めるためには資金が必須なんですね。

その通りです。

佐々木さんからも、小規模事業者持続化補助金は採択が決定してから10ヶ月後に次の申請が可能と伺いましたので、来年度は200万円の枠を目指して申請したいと考えています。

新しく従業員も採用し、事業規模の拡大に向かって歩んでいますので、小規模事業者持続化補助金やそれ以外にも申請できる補助金に対しては感度を高く持って、積極的に活用していく予定です。


弊事務所とのお取引を通して

ー今回、弊事務所の佐々木に事業計画書の作成を依頼し、お感じになった良い点と悪い点あれば教えてください。


まずはなんといっても、完璧な事業計画書を作っていただいてありがとうございました

私自身は申請書類の作成などに関して全くの素人ですが、素人目に見てもこれ以上ない出来栄えの事業計画書だったと思います。

事業計画書を作る際のヒアリングも非常に丁寧で、的確な質問やリアクションをもらえたので、私自身は頭に浮かんだことをお話するだけだったという点が良かったところです。

株式会社PLEISEの仕事に使う時間や労力を削ることなく資金を得ることができ、とても助かりました。


ー恐縮です。


悪い点は、直接の依頼には関係ないところでもあるのですが、書類を受け取った後の申請の煩雑さです。

小規模事業者持続化補助金の申請に際しては、電子申請フォームの「JGrants(Jグランツ)」というシステムから入力する必要があるのですが、このフォームが特に使いづらかったんです。

私自身がMacを使用しているということも影響しているとは思うのですが、この電子申請フォームの攻略に時間をかけていても勉強になることはあまりないなと感じました。

あとは時間効率を考えると、追加料金をお支払いしてでも申請作業の代行を請け負っていただけるとありがたいと感じました。


ーそうですね、同じようにJGrantsの入力で混乱されるお客様は多いので、今後よりサポート体制を整えていきたいと思っています。


今回は株式会社PLEISE様の矢野敦也社長に小規模事業者持続化補助金の申請に関する体験談をお聞きいたしました。
矢野社長は大学在学中からEC通販事業に従事し、経験から裏付けされた確かな知識やノウハウをフルに活用しています。
矢野社長の事業戦略立案や販売戦略は実に緻密で、持続化補助金の事業計画は非常に作りやすく、内容も合理的で実現可能性が高いものになりました。
事業者の考えがしっかりとしていると補助金審査も通りやすいのは確かであると感じた案件でした。

 

 

佐々木中小企業診断士事務所は、事業計画書作成のプロである中小企業診断士が補助金申請サポートを行います。
従業員0名から10名程度のサービス業の販路開拓や売上向上(持続化補助金)や、新規事業立ち上げ(事業再構築補助金)に強いことが特徴です。
後追いのない明朗会計で、スポットの経営相談も可能です。お気軽にお問い合わせください。

 

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